所有者が死亡した車の廃車手続きの流れと注意点を解説
車の所有者が亡くなった場合、車は遺産となり廃車手続きが複雑になります。
しかし、正しい流れや注意点を知っておけばスムーズに進めることが可能です。
この記事では、所有者が死亡した車の廃車手続きについて解説します。
所有者が死亡した車の廃車手続きは誰が行う?
車の所有者が死亡した場合、その車は相続財産となり、相続人が廃車手続きを行うことになります。
相続人が一人の場合、手続きは比較的シンプルです。
しかし、相続人が複数いる場合は、遺産分割協議を行い、誰が車を相続するかを決定する必要があります。
この場合、遺産分割協議書を作成し、相続人全員の署名や押印が必要になることがあるため、注意が必要です。
死亡した車の廃車に必要な書類
死亡した車の廃車手続きでは、通常の手続きに必要な書類に加えて、相続関係を証明する書類が求められます。
相続関係を証明するために必要な書類
相続関係を証明するために、以下の書類が必要となります。
- 被相続人の戸籍謄本・・・出生から死亡までのすべての戸籍謄本が必要です。
- 相続人全員の印鑑証明書
- 遺産分割協議書・・・車を誰が相続するかを記載し、相続人全員の署名と実印の押印が必要です。
通常の廃車手続きに必要な書類
続いて、通常の廃車手続きに必要な書類は以下の通りです。
- 車検証
- ナンバープレート
- 自動車税・自動車取得税申告書
- 手数料納付書
- OCRシート3号様式(永久抹消登録申請書)
これらの書類をすべて揃えることで、手続きを進めることができます。
廃車手続きの流れ
死亡した車の廃車手続きは、以下の流れで進めます。
- 必要書類の準備・・・まずは、相続関係の書類をすべて揃えることから始めます。この準備に最も時間がかかる場合が多いでしょう。
- 手続きの申請・・・必要書類をすべて持参し、管轄の運輸支局などで手続きを行います。
- ナンバープレートの返納・・・申請が完了したら、ナンバープレートを返納します。
廃車手続きは複雑なため、運輸支局に行く前に書類に不備がないか確認しておくことをおすすめします。
手続きにおける注意点
手続きにはいくつか注意点があります。
まず、手続きが遅れると自動車税が課税され続けるため、速やかに手続きを行うことが大切です。
また、相続車の場合は、相続人全員の同意が必要となるため、事前の確認が必要でしょう。
手続きが複雑で不安な場合は、専門の解体業者に相談するとよいです。
専門業者は廃車に関する豊富な知識と実績で、手続きの代行を依頼することで手間と時間を大幅に省くことが可能です。
まとめ
車の所有者が死亡した場合の廃車手続きは、相続関係の書類が必要となり複雑になりがちです。しかし、必要書類と手続きの流れを正しく把握しておけば、スムーズに進めることができます。
ご自身での手続きが難しい場合は、廃車や解体の専門業者である浦和自動車解体株式会社にご相談ください。
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